[原子力産業新聞] 2002年9月5日 第2151号 <2面>

[原産・電事連] 太平洋諸国とセミナー

日本原子力産業会議と電気事業連合会は、9月2〜6日まで、太平洋諸島フォーラム(PIF)加盟諸国から、エネルギー担当の中堅指導者を日本に招聘し、地球環境問題とエネルギーに関する討論を行い、エネルギー関連施設を見学する「PIF中堅指導者招聘プログラム」を実施している。このプログラムは、平成12年度から行われているもので、今回が3度目。フィジーのクマラン・エネルギー局長をはじめ、同地域の15か国・地域から16名が参加している。

初日の2日には、参加者が各国のエネルギー事情についてプレゼンテーションを行い、地球環境問題とエネルギーについてラウンドテーブル・ミーティングを開催したほか、夕方には、遠藤哲也・原子力委員長代理や関係大使館からも参加を得てレセプションが開かれた(=写真)。

一行は6日まで、柏崎刈羽原子力発電所、渋谷電力館などのエネルギー関連施設を訪問する。


Copyright (C) 2002 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.