[ＮＳネット] 管理者セミナー開く

[原子力産業新聞] 2002年9月5日第2151号＜2面＞

ニュークリアセイフティーネットワーク（ＮＳネット）は８月２２～２３日、東京・千代田区の朝日東海ビル他において、会員各事業所の管理者クラスを対象とした「第５回管理者セミナー」を開催。各組織の管理者約１１０名が参加した。

冒頭、ＮＳネットの田中部長による活動報告に続き、鉄道総合技術研究所の四ノ宮章人間科学研究部部長が講演「鉄道安全への人間科学的アプローチ」を実施。同氏はヒューマンエラー防止作など、鉄道産業における安全性向上に向けた取組みについて紹介した。

引き続き中国電力、住友金属鉱山、核燃料サイクル開発機構の３社が会員を代表し、「全員参加の『ゼロ災活動』によるヒューマンエラー対策の掘り起こし」ほか、各事業所で実施されたピアレビューで見出された良好事例３例を紹介。その後、会場の参加者と、活発に意見を交換した。