[原子力産業新聞] 2002年10月10日 第2156号 <2面>

[原文振] 「原子力の日」シンポ

日本原子力文化振興財団は25日午後2時から、「欧米のエネルギー戦略と日本」をテーマに、第39回「原子力の日」記念シンポジウムを東京都千代田区の有楽町朝日ホールで開催する。

ドイツを筆頭に脱原子力化が進んでいると言われる欧州だが、フィンランドでは30年ぶりに原子力発電所の新規建設が国会で承認されるなど、国の事情によって対応は異なる。また、米国でも原子力発電が見直され始めている。同シンポジウムでは、こうした点を踏まえながら、欧米のエネルギー戦略と、欧米とは異なる環境にある日本のエネルギーのあり方などについて、各界で活躍する識者とともに討議する。コーディネーターは千葉商科大助教授の宮崎緑氏、パネリストには、国際政治学者の浅井信雄氏はじめ、中込良廣氏(京大原子炉実験所教授)、森本敏氏(拓殖大教授)、米原万里(ロシア語同時通訳者、作家)を予定している。

参加費は無料。申込み・問合せは、同財団(電話03‐5651‐1571)まで


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