[ロシア、インド] クダンクラムで３契約に調印

ロシア原子力学会が９月２５日に伝えたところによると、ロシアはインドのクダンクラムに建設するＶＶＥＲの物資と技術機器を供給・組み立てするための３種類の契約に調印した。

３つの契約総額は約１０億ドル（１２４７億円）で、機器の組み立てのために最高３００名までのロシア人専門家を１０月以降インドに派遣するという条項も含まれるとしている。また、ロシア側の原子力輸出企業であるアトムストロイエクポルトによると、ロシアは今後、３契約のうちの１つに基づいて機器供給に関する複数の入札を第３国に対して公開する予定だという。

クダンクラム原子力発電所建設計画ではこれまでに、１００万キロワット級のＶＶＥＲ２基の建設に関する一般契約が２月に両国間で結ばれたのに続き、４月には現地でコンクリート打設する認可が発給された。１号機の起動は２００７年初頭に計画されている。