[原子力安全・保安院] ９基の定検結果を報告

原子力安全・保安院は１０日、敦賀１号機や女川２号機など９基の原子力発電所の定期検査に関する報告をまとめ、原子力安全委員会に報告した。うち女川２号機で、原子炉起動前のパトロール中に復水流量計配管付け根部からの水漏れを発見。また志賀１号機で、並列後の調整運転中、原子炉冷却材再循環ポンプ（Ａ）号機の軸振動が高くなったので点検・調整のため原子炉を停止した。それ以外の検査対象設備については外観、分解、漏えい、機能・性能等の検査を実施した結果、次の事項を除いて異常は認められなかった。