[原子力産業新聞] 2002年10月31日 第2159号 <4面>

[原産] ポケットブック刊行

日本原子力産業会議は25日、2002年版「原子力ポケットブック」を刊行した。わが国初の原子力データブックとして1964年に刊行して以来、広くエネルギー関係者に活用されている。

今回は特に、現在問題となっている原子力安全、核燃料サイクル、MOX利用、バックエンド、エネルギー・環境問題等につき、関係機関の協力を得て大幅な改訂を行った。

また、新たに索引が付いたことで、利用しやすくなった。

本書の構成は、(1)原子力の研究、開発および利用に関する長期計画(2)人口・エネルギー・資源・環境と原子力(3)安全確保(4)情報公開と情報提供(5)原子力発電の見通しと立地地域との共生(6)軽水炉と新型炉(7)核燃料サイクルの技術開発(8)バックエンド対策(9)原子力科学技術の多様な展開と基礎的な研究の強化(10)核不拡散体制の確立(11)国際協力の推進(12)原子力の研究、開発および利用の推進基盤(13)わが国の原子力産業(14)換算表・略語表等の14章からなり、付録に最新のデータを盛り込んだ原子力年表を添付。調査研究やPA対策には必須の一冊。

B6判612頁、上製ビニール表紙装。価格は5800円(税、送料別)。

問い合せは、原産・情報調査本部(電話03‐5777‐0754)まで。


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