[原子力産業新聞] 2002年10月31日 第2159号 <4面>

[関西電力] 大飯がISOを取得

関西電力は25日、大飯発電所(=写真)のISO14001認証取得したと発表した。

同社の原子力発電所としては初めて。同社の認証取得事業所数は今回入れて全部で12か所になった。

関西電力では、今後も引き続き、原子力発電所、火力発電所、電力所など全事業分野において、ISO14001の趣旨を踏まえ環境管理システムの継続的改善活動を推進する方針だ。

大飯発電所は合計出力471万キロワット(117万5000キロワットが2基、118万キロワットが2基)。環境を配慮した主な取組みとしては、発電所の安全・安定運転及び設備利用率向上によるCO2の削減や、放射性気体廃棄物放出量の十分低い水準への維持・管理、放射性固体廃棄物発生量の削減、大気汚染物質の削減、省エネルギー、リサイクル廃棄物の有効利用、環境美化活動を進めてきている。


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