[原子力産業新聞] 2002年11月21日 第2162号 <2面>

[原安協] 次世代炉開発でシンポ

原子力安全研究協会は13日、東京・港区のオリベホールで、第14回原安協シンポジウム「安全性から見る革新的原子力システム」を開催した。

次世代炉導入にあたっての新たな規制の考え方等の課題を論議し、会場との質疑が行われた。

総合討論では、座長を務めた近藤駿介東大大学院教授は同問題について、今議論をする必要性を強調した後、(1)早期に規制当局と開発者が協議する方法や、型式承認の可能性(2)一国主義の建前と、グローバル・アライアンスの現実(3)開発関係者間の相互学習ネットワークの不足‐‐を、「わが国の課題」として指摘した。


Copyright (C) 2002 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.