中国原子力学会が先月15日付けで伝えたところによると、建設中だった秦山原子力発電所2期工事の2号機(64万2000キロワット、PWR)は、当初11月中に予定していた送電網への接続が来年前半までずれ込む見通しになった。
原因は中国製圧力容器の不備と伝えられているが、同炉と異なり三菱重工業製の圧力容器を採用したU‐1号機はすでに今年4月に営業運転を開始している。