[原子力産業新聞] 2002年12月12日 第2165号 <4面>

[電中研] アジア経済への相対的影響が大

電力中央研究所は4日、米国等によるイラクへの軍事的、政治的圧力が強まるなかで、原油価格動向の分析をとりまとめ、アジア地域への影響が相対的に大きいなどの結果を発表した。分析はサウジなど産油国の増産を考慮に入れた場合でも、原油価格(ドバイ原油)は年間平均で16%(バレルあたり約4ドル)上昇し、各国の実質GDPの減少率は日本0.16%、日本以外のG7諸国で0.18%減、エネルギー消費の旺盛なアジア(中国を含む)では0.31%減など。


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