[原子力産業新聞] 2002年12月19日 第2166号 <2面> |
[原産] 地球環境で訪中団を派遣日本原子力産業会議は今月2〜4日、地球温暖化対策における原子力の役割について中国政府関係者と意見交換のため、北京ヘミッションを派遣、原産から町常務理事ほか1名が訪中した。同ミッションは、気候変動を担当する国家発展計画委員会、外務省、科学技術省の幹部と会合を持ち、また国家原子能機構の張華祝主任と会談した。町常務は、日本政府が京都議定書に定められた温室効果ガス6%の削減に向け、原子力発電の重視を基本政策に掲げていることを伝え、中国側と持続的発展に向けた原子力の重要性で合意した。 中国政府は、原子力をCDMに含めたいとしており、COP10に向け、日本と協力し働きかけていきたい考え。
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