[原子力産業新聞] 2003年1月16日 第2169号 <2面> |
[原子力委員会] 来年度原子力関係予算は4593億円原子力委員会は14日、来年度の原子力関係予算について速報値ベースでとりまとめた。それによると、一般会計と電源特会をあわせた各関係省庁の予算は4592億8400万円(前年度・4662億1000万円)、前年度比で98.5%となった。そのうち一般会計は1384億7700万円で、前年度比95.2%に。また電源特会分は3208億700万円。 各省庁別の一般会計枠をみると、内閣府は21億8288万7000円(前年度・22億1602万6000円)を計上。うち原子力委員会費用として3億3969万9000円(前年度・3億8289万1000円)を、原子力安全委員会費用に10億4074万5000円(同・10億3069万2000円)をそれぞれ計上している。また沖縄のウリミバエ侵入防止に5億7631万2000円(前年度と同額)、またイモゾウムシ等根絶防除に2億2613万1000円(前年度と同額)を計上している。総務省では9723万4000円(前年度・1億958万1000円)を計上して、原子力災害対策の指導等に1574万8000円(同・904万4000円)をあてている。外務省では、73億462万4000円(同・66億3226万6000円)を計上、IAEA分担金に68億5081万4000円(同・60億5007万1000円)をあてるなど、国際協力等施策の強化をはかる方針。文部科学省は一般会計枠に1283億3977万6000円(同・1355億8841万5000円)を確保。うち日本原子力研究所に861億1278万8000円(同・906億9676万8000円)、核燃料サイクル開発機構に139億7527万7000円(同・164億4456万3000円)をあてている。経済産業省は一般会計枠としては3億5192万円(同・7億2249万8000円)を計上している。 |