[原子力産業新聞] 2003年2月6日 第2172号 <1面>

[韓国] 4候補地を選定

韓国の原子力委員会(委員長 金碩洙首相)は、4日午後会合を開き、韓国初となる低レベル放射性廃棄物処分地と使用済み燃料貯蔵施設の候補地を、4か所選定した。候補地は、半島東西の海岸にそれぞれ2か所ずつで、慶尚北道・盈徳郡、慶尚北道・蔚珍郡、全羅南道・霊光郡、全羅北道・高敞郡の4か所。

産業資源省は今後1年間、精密地質調査と地元との協議を行い、来年3月、候補地選定委員会が、最終候補地を東西の海岸沿いにそれぞれ1か所、合計2か所決定する。

最終候補地では、それぞれ60万平方メートル程度の土地に、2008年までに中低レベル廃棄物処分施設、2016年までに使用済み燃料貯蔵施設を建設する予定。建設費は各7500ウォン(750億円)。


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