[原子力産業新聞] 2003年2月13日 第2173号 <2面>

[日本原燃] 燃料送出しピットで出水確認

 使用済燃料受入れ・貯蔵施設内においてプール全体の調査・点検を行っている日本原燃は8日、燃料送出しピットの漏えい検知装置において、出水が確認されたことを発表した。

 7日23時30分頃の施設巡回点検中に発見されたもので、出水の量は毎秒1〜2滴程度。原燃ではこの検知水を分析し、評価・検討した結果、使用済燃料送出しピットから漏えいしている疑いがあることを確認。このため今後、現在行っている調査と併行して、当該箇所の調査を行うことを決めた。なお、出水による環境等への影響はない。


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