[原子力産業新聞] 2003年3月6日 第2176号 <2面>

[東北電力] 女川2、3号機で熱出力一定運転へ

東北電力は4日、女川原子力発電所における定格熱出力一定運転の導入に伴う発電設備の健全性評価書の確認終了の通知を原子力安全・保安院から受けた。

昨年12月26日に女川原子力発電所2、3号機の定格熱出力一定運転の導入に伴う発電設備の健全性評価書を同院に提出していた。この健全性評価書は、同院の通達に基づき、蒸気タービンによる原子炉施設への影響、蒸気タービン設備および電気設備の健全性について評価した結果を取りまとめたもの。東北電力では、3号機について、現在実施している定期検査の発電再開以降、準備が整い次第、また2号機については、次回定期検査の発電再開以降、準備が整い次第、定格熱出力一定運転を導入する方針としている。


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