[原子力産業新聞] 2003年4月3日 第2180号 <2面>

[原子力安全・保安院] 雑固体廃棄物の処理など 東海・東海二、変更へ

 原子力安全・保安院は3月31日、日本原子力発電の東海発電所および東海第二発電所の原子炉設置変更を原子力安全委員会と原子力委員会にそれぞれ諮問した。

 日本原子力発電は、東海発電所と東海第二発電所について、不燃性雑固体など廃棄物処理の方法等を変更するために昨年12月26日付けで申請を行っていた。

 主な変更としては、液体廃棄物の処理の結果発生する固体廃棄物の処理方法として両発電所共用のセメント混練固化装置でドラム缶内に固化する処理を追加する、また不燃性の雑固体廃棄物の処理方法として両発電所共用の雑固体減容処理設備で溶融・焼却する処理及び固型化処理を追加する−など。


Copyright (C) 2003 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.