[カナダ安全委] 廃棄物の管理施設で認可更新

　カナダ原子力安全委員会（ＣＮＳＣ）は３月２０日、オンタリオ・パワー・ジェネレーションズ（ＯＰＧ）社のピッカリング原子力発電所に隣接する放射性廃棄物管理施設に５年間の運転認可更新を認めた。

　昨年１２月と今年２月の公聴会で提出された資料やＯＰＧ社の説明などに基づき、ＣＮＳＣは同施設の操業継続が周辺環境の防護や近隣住民の健康と安全などに悪影響を及ぼさないと判断。２００８年３月末までの操業延長を承認したとしている。この決定によりＣＮＳＣスタッフは中間期にあたる０５年秋に、同施設の操業状況について報告書を提出することになった。