[原子力産業新聞] 2003年4月25日 第2183号 <3面> |
[オランダ] 最後の使用済み燃料を搬出97年に閉鎖されたオランダのドーデバルド原子力発電所(5万8000キロワット、BWR)は11日、本格的な廃止措置の開始を前に最後の使用済み燃料を所外に搬出したと発表した。 同発電所の広報担当者によると、111回目となる最後の使用済み燃料輸送を再処理のため英国セラフィールドに向けて実施する予定だという。68年に初めて送電網に接続された同発電所は経済的な理由により閉鎖を余儀なくされたが、今後はサイトを最終的に緑地帯に戻すまで40年以上にわたって監視される計画だ。 |