[米・ＮＲＣ] 早期立地認可審査で追加基準案

　米原子力規制委員会（ＮＲＣ）は４月１４日、新規原子力発電所の早期立地認可（ＥＳＰ）審査のための追加基準案を公開し、一般からのコメント収集を開始した。

　この案文はＮＲＣがＥＳＰの申請書を審査する際の追加基準となるもので、原子力発電所における品質保証や事故分析などの項目をカバー。ＥＳＰは新規の原子炉建設計画について、サイト特有の条件のみを予め審査してしまう制度だが、潜在的なＥＳＰ申請者や投資家達はその審査基準からＮＲＣがどのような情報を必要としているかを知ることができる。

　同基準案は現在、ＮＲＣのオフィスやインターネットなどで入手が可能で、コメントの提出は６月１３日が締め切りとなっている。ＮＲＣとしては今年末までには審査基準の最終版を公表する計画だ。