核燃料サイクル開発機構は六日、高速増殖原型炉もんじゅ(高速増殖原型炉、出力二十八万`h)の設備・機器の保安確保のため、毎年計画的に実施している設備点検を開始した。約九か月の予定で実施する。
今回の設備点検では、ディーゼル発電機設備の分解点検、原子炉補機冷却海水系海水ポンプの分解及び簡易点検、主要変圧器設備の点検(主変圧器、起動用変圧器、所内変圧器、七十七キロ予備変圧器の一般点検)、一次主循環ポンプ(A)メカニカルシール部の簡易点検等を実施するとともに、設備の信頼性向上及び運転操作性向上を目的に、安全性総点検時の指摘事項に係る設備の改善工事を行うこととしている。
予備変圧器の一般点検)、一次主循環ポンプ(A)メカニカルシール部の簡易点検等を実施するとともに、設備の信頼性向上及び運転操作性向上を目的に、安全性総点検時の指摘事項に係る設備の改善工事を行うこととしている。