[原子力安全・保安院] 固化体貯蔵増強でダブルチェック 安全委に

　原子力安全・保安院は１９日、日本原燃の青森県六ヶ所村にある再処理事業所の特定廃棄物管理施設の貯蔵能力変更について事業変更許可申請のダブルチェックを原子力安全委員会、原子力委員会にそれぞれ諮問したことを明らかにした。変更申請のあった施設は、海外（仏、英）から返還される高レベル放射性廃棄物（ガラス固化体）を管理するための施設で、昨年７月に申請が行われていた。ガラス固化体の最大管理能力を１４４０本から倍の２８８０本に増すために、建物及び管理施設等を設置するという内容。