[原子力産業新聞] 2003年6月5日 第2188号 <5面>

[東京電力] 許容値を十分に下回る 柏崎刈羽7号機

 東京電力は柏崎刈羽原子力発電所7号機(ABWR、定格出力135万6000キロワット)の原子炉格納容器漏えい率検査を3日、4日の両日実施し、データはいずれも許容値を十分に下回っていることを確認した。

 同7号機については判定基準が0.36%・日で、これに対して3日の測定(11時から17時)での値は0.057%・日、4日の測定(10時から16時)での値は0.037%・日だった。

 今年3月29日から今回の試験のためにプラントを停止し、5月6日から原子炉格納容器漏えい率検査の準備作業を行ってきていた。今月1日に検査のために昇圧を開始し、3、4日の2日間測定、検査データについては立ち会った原子力安全・保安院が原子炉格納容器の気密性を判断するための漏えい率が判定基準を満たしていることを確認した。


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