[原子力産業新聞] 2003年6月5日 第2188号 <5面>

[原子力安全・保安院] 定検実施状況をとりまとめ

 経済産業省原子力安全・保安院は2日、2002年度第4四半期に行われた原子力発電所定期検査の実施状況を取りまとめ発表した。

 電気事業法第に基づき行われるもので、対象となったのは@日本原子力発電の東海第二発電所第19回定検、北海道電力の泊発電所2号機第9回定検、中部電力の浜岡原子力発電所2号機第19回定検、関西電力の美浜発電所1号機第19回定検、高浜発電所1号機第21回定検・同3号機第14回定検、大飯発電所2号機第17回定検・同3号機第9回定検、九州電力の玄海発電所2号機第17回定検・同3号機第7回定検の、計10件。

 これら定期検査について、保安院では「検査対象設備について外観、分解、漏えい、機能・性能等の検査を実施した結果、異常は認められなかった」として、いる。なお、定期検査に係る作業は、全て法令に基づく線量限度内で実施された。


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