[日本原燃] 新会社 「ジェイテック」を設立

　青森県六ヶ所村の再処理工場の操業に向け、日本原燃は６日、安全業務補助を主な目的とした新会社「株式会社ジェイテック」を設立したと発表した。

　２００５年の再処理工場操業に向け本格化する業務を効率的・機動的に運営していくために設立されたジェイテックは、原燃の１００％出資企業で、資本金は４０００万円。�@使用済み燃料の再処理関連設備の運営・保守に係わる補助業務�A放射性物質および放射線の管理に係わる補助業務�B再処理関連設備の設計及び工事監理――などを主な事業内容とする同社の設立により、原燃は再処理工場の安全・安定操業、運営・保守での「自前技術」の確立に万全を期す。

　初代代表取締役には鈴木光雄原燃副社長が就任。ジェイテック社員は、将来的に地元採用によるプロパー化を図り、地元企業の参画を支援して、地域に開かれた会社運営を目指す方針だ。