[原子力産業新聞] 2003年6月19日 第2190号 <6面> |
[中国電力、日立製作所] 保守・エンジ事業の新会社を設立中国電力は13日、日立製作所とともに、原子力発電所を対象とした保守・エンジニアリング事業等を行う新会社「エネルギア・ニューテック」を設立すると発表した。 電力会社とプラントメーカーが、原子力発電所の保守等の事業を行う会社を設立するのは国内初のことという。 中国電力60%、日立40%の出資により設立する同社の、主な事業は@原子力発電所の保守・建設関連Aエンジニアリング関連B放射線防護・プラント保守に関する機材の開発・販売C原子力発電技術に関する研修事業――など。これにより、年間70億円程度の売り上げを見込む。 社長には、岡田吉種 中国電力取締役 電源事業本部部長が就任の予定。なお設立は7月1日で、本格受注は来年4月からとなる計画だ。 |