[原子力産業新聞] 2003年7月17日 第2194号 <2面>

[医用財団] 田代学氏ら5名が授与

医用原子力技術研究振興財団(森亘理事長) は9日、2003年度「医用原子力技術に関する研究助成」対象者を決定し、都内で贈呈式を行った(=写真)。今年度は、@ 腫瘍標的放射性薬剤を用いた診断・治療 A四次元放射線技術の開発B中性子捕捉療法の新展開――の3分野での研究分野について、高い研究成果や将来性を期待できる若手研究者の推薦を関係機関に依頼した

応募総数23件の中から今回、東北大学大学院医学系研究科助手・田代学氏の「F18―フルオロデオキシグルコースをトレーサーに用いたPETによる癌診断および癌患者の抑鬱およびクオリティ・オブ・ライフ客観的評価法の開発」など、5名が研究助成を受けることになった。


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