[原子力産業新聞] 2003年7月17日 第2194号 <4面> |
[文部科学省] 開発課題を公募文部科学省は、革新的原子力システム技術開発に関し、2003年度の開発課題を公募する。 原子炉やサイクル施設の規模や方式にとらわれない多様なアイデアを公募し、産学官の連携を重視した競争的な研究開発を実施することにより、原子力の基盤的研究における産学官の連携の強化や革新的原子力技術開発にブレークスルーをもたらす基盤的要素技術の開発を図るのが目的。 公募の受付は8月1日まで。開発分野、規模および期間は、@革新的原子炉技術開発――課題1件あたり年間上限2億円、開発期間は原則3年以内(最長5年)A核燃料サイクルシステム技術開発――課題1件あたり年間上限1億円、開発期間は原則3年以内(最長5年)。企業、大学、特殊法人、独立行政法人など、幅広い機関が対象となっている。 今年度の採択課題数は、両分野それぞれ2件程度を予定。問合せは、「革新的原子力システム技術開発公募」事務局(UFJ総合研究所・研究開発本部 電話03−3569−3550(平日10時〜17時)、eメール kakushin-xt15@ufji.co.jp)まで。なお、詳細については、同省ホームページ(http://www.mext.go.jp/)に掲載されている。 |