[日本原子力学会] ５０周年で記念会議

　日本原子力学会は、９月２９、３０の両日、東京・中央区の日本橋東友会館で「アトムズ　フォア　ピース　イン　ジャパン（アジア）」会議を開催する。「変革のとき、５０年を振り返り、これからの５０年を考え始めよう」と題されたこの会議は、１９５３年１２月８日のアイゼンハワー米大統領による「アトムズ・フォー・ピース」演説から５０年を記念し、この歴史を振り返りながら、今後５０年のあるべき姿を検討、提言していこうというもの。

　会議の１日目には、各組織・団体を代表して、この５０年を振り返り、本来あるべき姿からどのように乖離した、それはなぜか、今後どうすべきかなど、歴史的視点を加えつつ紹介。２日目には、来る５０年への提言として、「競争による創意・工夫の活性化」、「正しく怖がる・理解する・発信する」、「国際的視点、歴史的視点からの備え」などをテーマに、討論やパネル・ディスカッション等を行う。また、ポスター展示として、この５０年の原子力関係年表、イベント、写真等を展示、それぞれの時代の様相を明らかにしたいとしている。