[原子力産業新聞] 2003年8月21日 第2198号 <4面>

[北陸電力] 志賀1でシュラウド検査終了

 北陸電力は第8回定期検査において行った、同社の志賀原子力発電所1号機(BWR、54万キロワット)炉心シュラウド周溶接線の点検作業を終了。結果、「ひびは認められなかった」ことを14日に発表した。

 検査は5月4日〜同月12日(7か所)と、7月25日〜8月13日(5か所)の2回に分けて実施。全12か所を点検したところ、ひび割れは確認されなかったが、同社では外側5か所と内側2か所について、応力腐食割れの呼ぼう保全対策として「ウォータージェットピーニング」を行っている。


Copyright (C) 2003 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.