[原子力産業新聞] 2003年8月28日 第2199号 <2面>

[東京電力] シュラウドの補修作業を終了

 【22日共同】東京電力は22日、新潟県の柏崎刈羽原子力発電所3号の炉心隔壁(シュラウド)で見つかったひびの補修作業を終了したと発表した。

 柏崎刈羽3号機は定期検査で、内外両側の溶接線付近で深さ最大約15ミリのひびが見つかった。東電はひびの進展が予測される部分について、放電して除去する作業を4月から続けていた。

 一方、下部リングで見つかったひびについては「シュラウドの健全性に影響を与えない」として、補修せずに運転再開する方針で、近く国に認可を申請する。


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