[原子力産業新聞] 2003年9月4日 第2200号 <1面>

[原子力安全基盤機構] 理事長に成合氏

【2日共同】経済産業省は2日、10月に発足する独立行政法人・原子力安全基盤機構の理事長に、成合英樹筑波大名誉教授(64、=写真)を充てる人事を決めた。同機構は、国が行う原子力発電所の検査の一部を担当、事業者検査の審査も行う。  平沼赳夫経済産業相は「研究者として実績を残し技術的知見、経験の力量を持った人。原子力の安全に関して信頼してお任せしたい」と述べた。

 成合 英樹氏(なりあい・ひでき)東大卒。旧運輸省船舶技術研究所主任研究官を経て、87年筑波大教授(専門は熱工学)、02年4月から同大名誉教授。日本原子力学会前会長。


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