[原子力産業新聞] 2003年9月18日 第2202号 <1面> |
[原子力委、資料情報室ほか] 10月青森で「サイクル」討論会原子力委員会は、原子力資料情報室および原水爆禁止日本国民会議との共催で、10月11日午後から、青森市の青森グランドホテル「平安の間」で、「再処理と核燃料サイクルを考える」をテーマに、公開討論会を開催する。 これは、核燃料サイクル政策について公開の場で討論を行い、国民との相互理解を深めることを目的として開催するもので、原子力委員会が市民との共同で政策論に問題点を絞った形で討論を行う初めての試み。 同公開討論会の前半はパネル討論で、パネリストは、原子力委員会側から、遠藤哲也委員長代理、および木元教子、竹内哲夫、森嶌昭夫の各委員、原子力委員会参与の近藤駿介氏の5氏が参加する。 一方、 原子力資料情報室・原水爆禁止日本国民会議側からは、西尾漠氏(原子力資料情報室共同代表)、浅石紘爾氏(弁護士、一万人訴訟原告団代表)、長谷川公一氏(東北大学大学院文学研究科教授)、小木曽美和子氏(原子力発電に反対する福井県民会議事務局長)の4氏が参加する。後半は会場から意見を聴く会を行う。 司会・進行は前半、後半とも鳥井弘之氏(東京工業大学原子炉工学研究所教授)が務める。参加定員は約300名、申込締め切りは10月3日。 |