[原子力産業新聞] 2003年10月2日 第2204号 <1面>

[日本原燃] MOX加工工場運開1年遅れに

【9月29日共同】日本原燃の佐々木正社長は9月29日の記者会見で、2009年4月ごろを目指していたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料加工工場の操業時期について「従来の計画は相当厳しいと考えている」と述べ、操業開始が遅れるとの認識を示した。約300か所の不正溶接が発覚した使用済み核燃料再処理工場の操業延期などの影響によるもので、遅れは1年程度の見通し。

 佐々木社長はさらに、本年度再処理工場に搬入予定の使用済み燃料を、当初予定の418トンから116トンに減らすとした。


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