[原子力産業新聞] 2003年10月9日 第2205号 <1面>

[原産等4団体] RI・放射線フォーラム、12月東京で開催

 日本原子力産業会議は12月3日、4日の両日、東京都墨田区の江戸東京博物館で「アイソトープ・放射線利用フォーラム──その知られざる魅力と限りない可能性」を開催する。RI・放射線利用を総括的に取り上げるとともに、国民生活により身近な「医療」「環境」「食」をテーマに、また「注目される先端的技術」「安全」にもスポットをあて講演と討論を行う。共催は日本アイソトープ協会、日本原子力学会、放射線プロセスシンポジウム実行委員会、放射線利用振興協会。

 1日目は、「開会セッション」において西澤潤一・日本工学アカデミー会長が「新たな科学技術の創生にむけて」と題して特別講演を行うほか、「利用を容易にする照射施設・技術」「極限を目指した材料開発」「環境を守る放射線利用技術」「がんをみつける」などのセッションを予定。2日目は「アジアにおいて発展するRI・放射線利用」「身近な生物利用」――のセッションと2つの特別講演等を予定。

 また同フォーラムでは一般の人々を対象に、市民講座と市民参加トークを設けている。市民講座は、1日目の「がんをみつける」「がんをなおす」「放射線でみる・つくる・さぐる」の3セッション。詳細、参加申込み等は、原産ホームページを参照。


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