[原子力産業新聞] 2003年10月9日 第2205号 <3面> |
[北朝鮮] 5MW重水炉の運転を再開3日付の北朝鮮の国営朝鮮中央通信は、寧辺の5MW重水炉が「運転を再開した」と報道、また、「約8000本の使用済み燃料棒の再処理を、6月末までに成功裏に終えた」と発表した。 再処理で得られたプルトニウムは、「米国の敵対政策に対処するため」、「核抑止力を強化する方向へ用途を変えられた」と核武装の意志を明らかにしている。同時に、今後も5MW炉からの使用済み燃料を「必要であれば直ちに」再処理する意向を示している。 |