[原子力産業新聞] 2003年10月23日 第2207号 <1面>

[原子力安全・保安院] 報告基準を明確化

 原子力安全・保安院は、「実用発電用原子炉及び研究開発段階炉の事故・故障等の報告基準」と「サイクル施設(加工施設、再処理施設、廃棄物埋設施設及び廃棄物管理施設)の事故・故障等の報告基準」を改正、16日、原子力安全委員会に報告した。

 今回の改正では、事業者が報告すべき事象・事故かどうか的確に判断できるよう、可能な限り定量化・明確化を図った。また、現行の通達基準等での報告基準を省令に一本化、法令上の位置付けを明らかにした。改正規則は今月1日付で施行されている。


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