[米国、ロシア] 閉鎖都市で合弁企業設立

　エイブラハム米エネルギー省（ＤＯＥ）長官とルミャンツェフ・ロシア原子力省大臣は、５日、ロシアの閉鎖都市で米ロの企業が初の合弁事業を開始すると発表した。この新事業は、ロシアの原子力科学者４００名以上を雇い、医療用機器・装置の製造を行うもの。

　今回の合弁事業では、車イスで苦しむ患者用の脊椎支持システムや、治療用の酸素浴システム等が製造され、数百万人に医療製品を提供することになる。合弁事業により、３年間の米国政府の支援を得て、４００以上の雇用を作り出すとみられる。