[原子力産業新聞] 2003年12月4日 第2213号 <1面>

[東北電力] 女川2が半年ぶりに発電再開

 今年5月22日から第6回定期検査を行っていた東北電力の女川原子力発電所2号機(BWR、82万5000キロワット)は11月27日、原子炉を再起動し、同月29日に約半年振りに発電を再開した。現在は定検の最終段階である調整運転中で、今月下旬に定検を終了する予定だ。

 同2号機には、シュラウド中間部リングおよびサポートリング部等にひび割れが発見されていたことから、東北電力はシュラウドの健全性評価を行い、9月10日に「発電用原子力設備技術基準特殊設計施設認可申請書」を経済産業大臣に提出。10月6日付けで、同相の許可を得ていた。


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