[原子力産業新聞] 2003年12月18日 第2215号 <4,5面> |
2003年 原子力界の主な動き1月「もんじゅ」設置許可に無効判決 ▽6日 サイクル機構、「ふげん」の運転終了を決定
海外 ▽仏原子力安全・放射線防護総局が、フェニックスの運転再開を承認(7日)▽北朝鮮政府がNPT脱退を宣言(10日)▽中国がITER加盟を申請(10日)▽ベルギーで脱原子力法案が成立(16日)▽フィンランドTVO社、同国5基目となる一般建設許可を申請▽米国、ITER復帰を決定(31日) 2月シュラウドひび割れの強度、保安部会小委が報告を了承 ▽4日 文科省WGが、今後の核融合研究方針を報告
海外 ▽英国王立協会、原子力の維持を政府に勧告(10日)▽IAEA理事会が、北朝鮮核開発問題の国連安保理への付託を決める(12日)▽英BE社、再建計画で債権者との合意を発表(14日)▽米で包括エネ法案が審議入り(20日)▽北朝鮮黒鉛炉が運転再開(27日) 3月ATR「ふげん」が運転を終了 ▽3日 JCO臨界事故裁判で、当時の事業所長らに有罪判決
海外 ▽中国高温ガス炉が定格出力に到達(1日)▽ブルガリア原子力規制局、コズロドイ4号機の運転認可を10年延長(4日)▽リトアニア政府が、イグナリナ原子力発電所サイト内に中間貯蔵施設の建設を許可(19日)▽スウェーデン政府、バーセベク2号機閉鎖問題で、04年末の閉鎖を議会に提案(20日)▽スイスで新原子力法が成立(21日)▽国連環境計画、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で使用された劣化ウラン弾の影響調査報告書を公表(25日)▽ブルガリア最高裁が、コズロドイ3、4号機早期閉鎖を違法と判決(28日)▽英国BNFL社、コールダーホール1号機を閉鎖▽中国の大亜湾核電運営管理有限責任公司が業務を開始(31日) 4月東電の全原子力発電所が運転を停止 ▽1日 文科省が、東海再処理施設のプル量誤差修正値を発表
海外 ▽加・ブルースA3、4号機が運転再開(4日)▽ハンガリーのパクシュ2号機で、レベル3の燃料損傷事故(10日)▽北朝鮮の核開発問題めぐり、北京で多国間会議(23〜25)▽IEA閣僚理事会開催(28〜29)▽国連欧州本部で、第2回NPT運用検討準備委開催(28〜5月9日) 5月電力危機で、省エネキャンペーン本格化 ▽7日 全基停止中の東電原子力発電所の先陣を切り、柏崎刈羽6が原子炉を起動
海外 ▽米国DOE内エネ情報局、国際エネ需給で長期見通し(1日)▽米NRCが、MOX工場安全評価報告書案を改定▽加安全委、ピッカリングA4号機の運転再開承認(4日)▽米国NRC、ピーチボトム2、3号機の20年間の操業延長を承認(7日)▽豪州で、低レベル放射性廃棄物等の国立処分場建設地が決まる(9日)▽スイス国民投票で、脱原子力を求める2つの国民請願を否決(18日)▽オランダ政府が、2013年までのボルセラ原子力発電所の運転を承認(19日)▽欧米がロシアと、核廃棄物浄化協力で協定(21日)▽仏コジェマ社、米の最終処分場計画で、支援契約を獲得(21日)▽米DOEが、露の核兵器級プルトニウム生産炉の閉鎖作業請負企業として2社を選定(27日) 6月北朝鮮が「核保有宣言」 ▽3日 原子力安全・保安部会小委、高レベル廃棄物処分安全規制関連で報告書
海外 ▽G8エビアン・サミット開催。北朝鮮・イランの核開発に警告も(1〜3日)▽OECD/NEAが、加盟国の原子力開発で報告書(6日)▽北朝鮮が「核保有宣言」(9日)▽米上院、原子力への財政支援を確認(10日)▽仏フェニックス、5年ぶり運転再開(15日)▽EC、エネ問題情報ネットワーク構築開始を発表(17日)▽IAEA、イランにおけるNPT保障措置に関する報告書を公表(20日)▽南ア環境・観光省、ESCOM社PBMR原型炉の環境影響評価を妥当と承認(27日)▽日本とロシア、原潜解体の実施取り決めに署名(28日) 7月福島市で「県民の意見を聴く会」開催 ▽2日 経産省、泊3号機に設置許可▽常陽、MK−V炉心で初臨界
海外 ▽英政府、BNFL社の部分民営化を断念(3日)▽IAEA事務局長が、イランに保障措置追加議定書早期加盟を要求(9日)▽韓国が、中低レベル廃棄物処分場と中間貯蔵施設の建設を発表(24日)▽米下院、DOE関連04年歳出法案のKEDO支援停止の修正条項を、全会一致で可決(28日) 8月アメリカ東部で大停電 ▽1日 柏崎市の使用済み燃料税を、東電が容認
海外 ▽米国東部で大停電(14日)▽仏放射性廃棄物管理局が、超低レベル廃棄物貯蔵施設の操業開始(14日)▽米NEIセミナーで原産がレセプション(28日)▽イランが濃縮ウラン製造施設建設を表明(29日) 9月再処理工場、操業開始が1年遅れに ▽2日 文科省がわが国2002年末時点の分離プル保管量を原子力委に報告
海外 ▽インド政府、カルパッカムへの高速増殖原型炉建設を承認(2日)▽欧州委員会、原子力の社会的環境コストの優位性を示す報告書(3日)▽英BE社、北米資産の売却で事業再編をはかると発表(11日)▽核不拡散の保障義務遵守で米中が合意(16日)▽米エクセロン社とドミニオン社、初の事前サイト許可をNRCに申請(25日) 10月エネルギー基本計画が閣議決定 ▽1日 総合資エ調査会基本計画部会、「エネ基本計画」を採択▽九電が、川内3号増設で環境調査を開始
海外 ▽米NRC、パロベルデ2号の熱出力増強を承認(2日)▽米エクセロン社、英BE社所有のアマージェン社株全株式を保有する方針を発表(3日)▽ブラジル、04年からの濃縮ウラン生産を開始を表明(6日)▽米エンタジー社、アーカンソー・ニュークリア・ワン2号とクック1、2号機が運転認可更新を申請(15日)▽フィンランドTVO社、09年の運開めざし、第5原子力発電所をオルキルオト・サイトに決定(16日)▽米エンタジー・ニュークリア社グランドガルフ・サイト事前サイト許可をNRCに申請(21日)▽イランのハタミ大統領、IAEA追加議定書への調印に同意(21日) 11月泊3号・東電東通など立地が進展 ▽6日 安全委専門部会がRI廃棄物処分の「考え方」を安全委に報告
海外 ▽米ドミニオン社、キウォーニ原子力発電所買収について、所有社のウィスコンシン・パブリック・サービス社等との合意を発表(7日)▽仏政府、欧州加圧水型炉の建設を盛り込んだエネルギー白書を発表(7日)▽米DOEが、研究施設整備計画発表▽イランのH・ロハニ国家安全保障最高会議書記、ブシェール2号建設についてロシア側と協議を開始することを確認(11日)▽独シュターデ原子力発電所が、経済上の理由から早期閉鎖(14日)▽EU閣僚会議で、欧州のITER候補サイトを仏カダラシュに1本化(26日)▽IAEA理事会が、イランの保障措置協定違反で非難決議(26日) 12月珠洲原子力発電所 建設計画が凍結へ ▽1日 福島、新潟、福井の3県知事、中川経産相らに保安院の分離など、原子力規制体制のあり方を検討するよう要請
海外 ▽COP9がミラノで開幕(1〜11日)▽NRC、カトーバ1・2号機ウィリアム・B・マクガイヤー1・2号機の運転認可更新を承認(5日) |