[原子力産業新聞] 2004年1月6日 第2216号 <12面>

[東京電力] 福島1・4で漏えい率検査終了

 東京電力は、福島第1原子力発電所4号機(BWR、78万4千キロワット)において原子炉格納容器漏えい率検査を実施した結果、判断基準を満たしていることが確認されたと発表した。

 東電では12月2日から、原子炉格納容器漏えい率検査のため同4号機の昇圧を開始し、5日10時よりデータ測定を開始。データ測定は16時に終了した。

 その後検査データについて原子力安全・保安院が、漏えい率が判定基準(0.45%/日)を満たしていることを確認。なお同院は合わせて、「検査の厳格性を担保する観点から、東京電力が本日の検査の準備を開始した8月8日から立入検査を継続的に実施、これまでのところ、当院は、東京電力による一連の作業が適切に行われていることを確認している」としている。


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