[原子力産業新聞] 2004年1月6日 第2216号 <3面>

[リトアニア] 原安協が集中講義

 【12月10日=松木良夫キエフ駐在員】原子力安全研究協会は、12月1日から4日間、リトアニアのカウナス工科大学において、文部科学省プロジェクトとして、日本の軽水炉の炉心解析に関する集中講義(日本週間)を実施した。これを主催した武田充司氏(原安協研究参与)によると、4名の日本の核解析等の専門家により、カウナス工科大学のギリス主任教授の協力の下、この集中講義は開催された。講義には、学生を中心に教授や原子力研究機関の専門家などを含め常時20名余り、多い時には30名を超える人達が参加し、活発な議論が行なわれた。その後、一行はリトアニアの原子力行政を技術面でサポートしているエネルギー研究所を訪問し、専門家との議論も行った。


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