[原子力産業新聞] 2004年1月22日 第2219号 <1面>

[サイクル開発機構] 共同研究のテーマ募集

 核燃料サイクル開発機構はこのほど2004年度の実用化共同研究開発のテーマ募集を開始した。2004年度は8件程度の採用を予定しており、募集期間は3月31日。

 実用化共同研究開発は、同機構が所有する約1500の特許・実用新案を企業に提供し、企業と共同で新製品を開発する制度。

 企業からの応募案件は技術委員会が審査し、採用の場合には同機構が、総開発費の50%以下、500万円以下を支出する。開発期間は1年以内で、開発過程で生まれた新しい特許は共有となる。また、同機構は新製品の売上げの一部を受け取る。


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