[原子力産業新聞] 2004年2月19日 第2223号 <1面>

[原産] 第37回原産年次大会 プログラム大枠固まる

 日本原子力産業会議は12日、東京都港区の原産会議室で第37回原産年次大会の第3回準備委員会を開催、4月21日から3日間、東京都文京区の文京シビックホールで開かれる同大会のプログラムを審議した。同委員会には、茅陽一委員長をはじめ、委員ら15名が参加した。

 同委員会では、プログラムの大枠は確定されたものの、原子力教育のあり方を扱うセッションでは、大学の国立大学法人化のもたらす原子力界への影響、原研・サイクル機構が統合する新法人の役割等をクローズアップする必要があるなどの意見が出された。また、原子力技術者の教育では、技術のみならず倫理、哲学面の重要性を強調する講演を入れるべきなどの意見が出された。

 事務局では、同委員会での意見等を踏まえてプログラムを調整、2月下旬を目途に国内外への一般案内を行う。


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