[原子力産業新聞] 2004年2月26日 第2224号 <1面>

[東電] 中間貯蔵で7月に新会社

 東京電力は24日開催の原子力委員会に「リサイクル燃料備蓄センタ−」の青森県およびむつ市への立地協力要請について報告した。このなかで、白土良一副社長は、今年7月に新会社を設立する意向などを明らかにした。

 新会社は日本原子力発電の参画を得て、共同で新たに設立する貯蔵・管理会社で、国の貯蔵事業許可を受けて施設を建設、同センタ−を運営する。2010年までに操業開始の意向だが、地元の理解を得ながら出来るだけ早期の操業開始を目指すとしている。 

 新会社の人員は警備等の委託も含めて操業段階で20〜30名、建設期間中の雇用としては延べ21万人・日程度を見込む。


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