[原子力産業新聞] 2004年2月26日 第2224号 <2面>

[東京電力] 圧力抑制室から異物を回収 福島第2・2

 東京電力は203日、福島第2原子力発電所2号機(BWR、110万kW)の圧力抑制室プールから、発泡スチロール2個(約1・5cm×3cm×0・5cm、約2cm×2・5cm×1cm)と、ひも状のもの1本(約9cm×十cm)が絡まったものを回収したと発表した。20日に同社社員が発見したもので、回収作業の過程で、新たにゴム手袋の切れ端1つと、白いプラスチック製のキャップ1個を発見し、それぞれ回収したという。

 なお東電では全ての作業終了後、異物混入防止対策の1つとして、圧力抑制室の水中確認を再度実施するとしている。


Copyright (C) 2004 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.