[原子力産業新聞] 2004年2月26日 第2224号 <4面>

[原産] 次世代炉・サイクルで国際シンポ

 日本原子力産業会議は3月19日、国際シンポジウム「原子力開発における課題と国際協力の意義──次世代原子力技術、燃料サイクルを中心に」を東京都港区の虎ノ門パストラルで開催する。

 同シンポジウムでは、ルイス・エチャバリOECD/NEA事務局長と町末男原子力委員がそれぞれ、「世界の次世代原子力技術開発の展望と国際協力」、「日本の原子力政策と国際協力」と題して基調講演を行うほか、@次世代原子力技術開発の国際協力の意義と将来のエネルギー供給におけるその重要性」(座長=鈴木康文・原研理事)A世界の原子力産業が直面している課題と対応(座長=平井啓詞・日本原子力発電常務取締役)B原子力に対する支持基盤構築への方策」(座長=田中靖政・学習院大学名誉教授)──の3セッションを設け、国際機関、米国、欧州、アジアおよび国内の専門家が将来の次世代原子力技術、燃料サイクルを中心に国際協力のあり方や技術的、経済的側面からの次世代原子力技術の有用性を議論。また原子力産業の抱える課題にも言及するほか、わが国の原子力開発と燃料サイクル推進について理解を深めるための幅広い議論を行う。

 定員は250名(先着)。参加費は無料。日英同時通訳。参加申込み締切りは3月12日。参加申込み・問合せは、原産・政策企画本部(電話03−5777−0751、メール sympo2004@jaif.or.jp)まで。


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