[ＪＮＥＳ] 保安院規制活動支援で新組織

　原子力安全基盤機構はこのほど、原子力安全･保安院の規制活動を支援するため、技術研究会とタスクチームを編成した。

　機構部内グループの枠を超え、保安院が行う原子力施設の広範な規制業務を支援することがねらい。タスクチームは規制のニーズ全てに対応し、規制がカバーする原子力の全ての技術分野を対象としている。

　チームは「核燃料サイクル」「廃棄物管理」「地震<･構造」「プラント技術（材料）」「プラント技術（ＰＷＲ／ＢＷＲ）」「運転管理防災」の６つが設置され、機構内の業務全般を対象に�@技術分野毎に国内外の試験研究の現状等について調査･分析を行い、機構の実施する試験研究等の位置付けを確認�A将来の原子力規制ニーズに対応するための試験研究の立案──を行う。

　一方、「核燃料サイクル･廃棄物管理技術」「地震･構造技術」「プラント技術」「運転管理防災技術」の４つの技術分野別におかれる技術研究会は、タスクチームが行う内部検討のために必要な助言を与える。