[原子力産業新聞] 2004年3月25日 第2225号 <1面>

[中部電力] 浜岡5号機 初臨界を達成

中部電力が建設中の浜岡原子力発電所5号機(ABWR、138万kW)は23日深夜、制御棒の引き抜きが行われ、初臨界に達した。

原子炉起動前試験のひとつ「初臨界確認試験・検査」として行われたもので、5号機には臨界後再び制御棒が挿入され、国の検査が行われた。

浜岡5号機は中部電力初のABWR型炉で、来年1月の営業運転開始を予定。出力は138万kWとわが国で最大の原子力発電ユニットとなるが、さしあたっては今月中の原子炉起動、4月の発電開始が行われる計画だ


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