日本の放射線医学総合研究所は、このほど中国・北京放射医学研究所(北京市、徐天昊所長)と緊急被ばく医療に関する協力を推進する覚書を締結した。
これは両研究所が有する放射線事故の医学情報を共有し、緊急被ばく医療分野での国際データベースを構築する試みの一環。協力の範囲は緊急被ばく治療、被ばく治療における線量評価などで、情報交換とともに科学者や専門家の相互派遣も行う。覚書の有効期間は5年間。