[原子力産業新聞] 2004年4月1日 第2229号 <1面>

[原子力安全・保安院] 「検討会」が了承

六ヶ所再処理施設総点検に関する検討会は3月30日、第11回会合を開催し、原子力安全・保安院の「日本原燃再処理施設品質保証体制結果報告書に対する評価案」を審議し、了承した。

保安院は同日、原子力安全委員会に報告するとともに、近く青森県と六ヶ所村に説明する。日本原燃は今月からウラン試験を予定しており、今後、安全協定締結に向けた動きが活発化する見通し。

会合に出席した日本原燃の佐々木社長は「反省を踏まえ、報告書の改善策を私自身が責任を持って推進する。情報公開の透明性も高め、事業の信頼を得られるよう努力する」と述べた。


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